アンケートの集計報告(回収率100%)
とても良い(77人)
良い(15人)
ふつう(1人)
あまり良くない(0人)
良くない(0人)
記載漏れ(4人)
0~3年(43人)
4~6年(22人)
7~9年(11人)
10~14年(9人)
15年以上(8人)
記載なし(4人)
"所属機関等に
認められない時"(37人)
クレームを言われた時(32人)
チームに溶け込めない時(27人)
人間関係に悩むとき
(29人)
患者・家族とラポールが取れない時(51人)
技術的に迷う時(49人)
SWとしての資質が無いと感じた時(41人)
処遇困難ケースの時
(39人)
効果がある(18人)
違和感ない。シーンととするよりは良い(28人)
どちらでもよい(33人)
入れないほうが良い。気が散る(12人)
Q1)「松山先生のウェルビーングを教えてほしい」
A)ソーシャルワーク伝道師です。一人で出来ることは限られていますが、この前の研修に参加された110人が、翌日から何人のクライエントに会うでしょうか。1年間で何人のクライエントにこの知識と技術が還元されるでしょうか。 それを考えるとワクワクします。大学の講義以外での研修担当は400回を超えています。直接会わないけれど、何万人の方に還元されたかを考えやりがいや楽しさや責任を感じます。
Q2)「最後の事例で妻にこれまでの生活を意思決定後に聴くとのことでしたが、本当は援助課程でなぜそう思うのか妻に確認し、妻自身に表出してもらったうえで意思決定を聞く、こちらもアセスメントするのではないのでしょうか?普段の自分の行動を振り返りそう感じました」
A)この事例で伝えたかったことは、病院という場は「喪失体験」をした人たちが居る場所だということ、そして「喪失」に対するケアを意識しなければならないということです。
この事例は、「転院援助」ではなく、貧しいけれど(生保受給中)、子どもを育て長年連れ添った夫婦が最期の時間を迎えている。もう一緒に生活することは出来なくなる。「夫婦としての別れを援助する事例」と捉える必要があります。その上で、この夫婦としての歴史を聴くことによって、その辛い決断をしようとしている妻を支えようとするということです。生活状況を聴くのではなく、夫婦としての歴史を聴くこともポイントです。
アンケートの集計報告(回収率68%)
とても良い(110名)45% 良い(94名)38% ふつう(12名)4.8%
あまりよくない(1名)0.4% よくない(0名)0% 未記入(30名)12%
★未記入を除けば、「とても良い」評価を51%もいただくことができました。励みになります。
招待講演(132名) 基調講演(161名) パネルディスカッション(176名)
★運営の点では、演出、準備、音響照明演出、出演者との協議や進行などいろいろ反省点があり、次回に向けての構想にヒントが多々ありました。
チラシ 良い152人 悪い13人
スマホ対応リーフレット 良い82人 悪い3人
ポスター 良い129人 悪い 6人
ブログ付きリーフレット 良い72人 悪い3人
★わかりやすく、見やすくした広報について検討していきます。ご意見やご指摘、たいへん勉強になります。
1月 2人 2月 7人 3月 5人 4月 42人 5月 42人 6月 29人 7月 9人 8月 10人 9月 22人 10月 37人 11月 23人 12月 3人
★総合的に見て、4月、5月、10月が参加しやすいことがわかりました。お時間は13時からが相当数でした。
17時に終了すべきとのご意見もあり検討したいと思いますが、遅れて参加する方もいらっしゃるようで、なかなか難しいところもあるようです。ミニ学会的な企画なので、どうしても半日近く費やしてしまいます。それでも内容を吟味しながら考えていきます。
・「主体性」、「自己決定」、いつもどのようにしたらチームで引き出し共有できるかを課題にしているため、良い機会だった(Dr)
・主体性ということを理解していたつもりでいたのですが、殆ど実践できていないことに気付かせていただいた。(Nrs)
・日々考え悩んでいるテーマをディスカッションしてくださり心にしみました(OT)
・招待講演はとても聴いて考えさせるものがあった。障害と折り合いをつけて生きる。それが障害者の気持ちではないかと考える。健常者や医療の現場で使われている受容(受け入れ)というのは押しつけではないか。治療者の傲慢さと私は考えている。皆さんはどう考えますか?(OT)
・阿部さんの障害を負った方の目線、気持ちを聴くことができ、心のバリアフリーをチームで共有・関わり方を統一していくことを改めて思い起こされた(CW)
・急性期のソーシャルワーカーとして働いていますが、リハビリはもちろん多職種がどのようなお仕事をされているのか正直よくわかっていないと思います。その中でそれぞれの職種の方のお話を聞けて少し手掛かりをつかんだような気がします。もっと勉強します(急性期SW)
・本人のストレングスをどれだけ気付けるかが主体性を引き出すことに繋がるのではないかと感じました(Nrs)
・機能面だけを見て「参加」に繋げようとしていた。しかし、患者様の内面から引き出して「参加」から機能に繋げていくことを学びました。(PT)
・改めて回復期リハビリテーション病棟で働いている誇りが持てた。(Nrs)
・今回の講義を持ち帰り自分の病棟を盛り立てていきたい。(Nrs)
・混乱の中にある患者さんやご家族の想いを聴き、どう働きかけ繋いでいくか考えていけないと思った。(SW)
・医療者側のゴール設定になっていて患者・家族の本当の想いに寄り添えていなかったと改めて気づくことができた。(Nrs)
・回復期リハ病棟退院後のフォローがうけおえるよう努力したいと思った(訪問リハOT)
・阿部さんのお話は、実体験からの「言葉」が多く聞けました。心のバリアを外す役割を取れているのかと今後も自答していこうと思った(Nrs)
・主体性についてもう一度患者との接し方について考え直せた、多職種の意見を聞けて参考になった(PT)
・これまでPTとしての技能、手技に関する勉強会に参加することが殆どであったため、どの講義も新鮮で楽しみだった(PT)
・リハビリテーションの遣り甲斐を改めて実感しました。やらせられるリハビリの脱却を目指し患者様が「自分らしさ」を取り戻すためのリハビリを実践できるよう取り組みます(ST)
・阿部さんが障害を受容し主体的に人生を生きている姿に感銘を受けた(生活期Nrs)
・「生活期知らずに回復期を語るな。回復期知らずして生活期語るな」という言葉が印象的だった(CW)
・普段の業務では多職種の方と接する機会はあっても、深い話を伺うことはありませんでした。リハビリに対する考え方をたくさん聞けたので貴重な講演会だった(訪問リハビリPT)
・病院に勤めるPT、OTが単位に追われ、本来目指すところが何だったのかわからなくなる現場にならない努力の大切さを想いました。(PT)
・患者さんが支援の受け手か支え手か常に考えていく視点が不十分だったので今後はもう少し考えていきたいと思います(ST)
・主体性が患者を伸ばす。また、在宅復帰後の訪問は絶対と改めて認識した(生活期Nrs)
・自分の考え方が変わりました。患者様が「NO」と言った時こそ理由を考えたいと思います(Nrs)
・障碍者に対するこころのバリアフリーを認識することができた(CW)
・実際の作者の方や当事者の想い(障害者に対する)を話してくださるのはとても良い経験となりました(SW)
・パーフェクトワールドを知らなかったので感動した(Nrs)
★一部だけを抜粋させていただきましたが、このほか、たくさんのご意見やご感想、会場運営へのご助言、また、苦言を呈して頂きましたご指摘などたいへん参考になりました。今後の運営に活かしていきたいと思います。